失敗しない土地の探し方
土地探しで悩まないためのポイントをご紹介します。
事前にポイントを確認するだけで、土地探しがしやすくなります。
土地探しを始めるとどうしても起こりがちな「土地探しの長期化」を防ぐ為にもポイントをしっかり確認することが、大切です。
1.住みたいエリアを絞る
まず、考えなければならないのが、「住みたいエリア」を決定する事です。10年後、20年後、30年後のことも視野に入れ、暮らしのどんなことに重点をおき生活していくかでおおよそ決まってきます。そして、重要視する環境に優先順位を付けます。
「住みやすさ」は人それぞれ。世間の「好立地」にとらわれすぎない。
よく「交通のアクセスの良さ」「市街地に近い」「校区が良い」などの条件は「好立地」な条件として挙げられますが、全員がこの条件がベストだと感じるとは限りません。
もし、普段の移動は車が多いようであれば、交通アクセスの良さはさほど必要ではないかも知れません。のどかな場所で子育てをしたり、静かなところでゆったりとした時間を過ごしたければ、市街地よりも郊外の土地を選んだ方が良いかもしれません。
また、「好立地」物件は確かに望まれる方が多い為、競争率が高く、出会ったとしても「即決」しなければ手に入れることが難しい場合があります。
また、価格もそれなりにかかりますので、全体の費用の中で予算に見合っているかも十分に考慮する必要があります。一般的な「好立地」で土地を探すのではなく、ご自身や家族のライフスタイルに合わせた「私たちが住みやすい条件」を見つけましょう。
2.候補地に家が建てられるか調べる
まず、考えなければならないのが、「住みたいエリア」を決定する事です。10年後、20年後、30年後のことも視野に入れ、暮らしのどんなことに重点をおき生活していくかでおおよそ決まってきます。そして、重要視する環境に優先順位を付けます。
都市計画と用途地域
基本的に家を建てることが出来る「都市計画区域」の中には「市街化区域」「市街化調整区域」「無指定区域」があります。
「市街化区域」では比較的自由に建築可能ですが、「市街化調整区域」では建築が制限されています。
また、「無指区域」や「都市計画区域」以外の土地は制限が無ければ建築できますが、電気や水道などの設備が整っていない場合もあり、建築の際には整備が必要となります。
「市街化調整区域」にもさらに細かい制限があり、道路や敷地が狭いほど建築の自由度は低くなります。
土地面積について
敷地内の建物の床面積に関しては、過密化を防ぎ良好な敷地環境や住宅環境を守るために、建ぺい率と容積率という制限が定められています。 容積率は前面道路の幅が12m未満の場合には、より厳しい数値が適用されることがあるので注意が必要です。
建物の高さについて
面積だけでなく、住宅の高さに関しても法規制があります。基本的には近隣の日照環境を守るために定められたもので、斜線制限と高さ制限があります。 第1種・第2種低層住居専用地域では「絶対高さ制限」があり、10m以上の建物は建てることができません。
用途地域や制限を必ず確認。
土地と道路の関係で建てられる内容は変わります。
3.土地の安全性を確認する
家の耐震性や耐久性を高めても、その家を建てる土地が軟弱な場合、意味を成しません。
地盤の状態やその地域の歴史を知ることも大切です。地盤の状態については周辺の環境からもある程度判断することも可能です。
しかし、地盤が軟弱であっても、「地盤改良」などの補強工事を行う事で地盤を向上することも出来ます。